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愛の詩集―室生犀星詩集 (角川文庫) 価格: 567円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 若い頃は逃げるように出てきた田舎。
田舎を離れて15年経ち、同じ地元の出身者の人とおしゃべりするのが、とても楽しい時間になっています。方言やイントネーションを聞くと、自然と落ち着くんですね。
そのたびに
『 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの 』
『小景異情』におさめられたの詩を思い出して、しんみりとした気持ちになります。
こだわりが解けていったから分かること、問題と離れたから気付くことって意外と多いのかもしれませんね。
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愛の渦 価格: 2,100円 レビュー評価: レビュー数: |
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塔和子 いのちと愛の詩集 価格: 1,575円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 吉永小百合の帯文がある。
「人間として/生きるための/壮絶な思いが/込められた/塔和子さんの詩に/心が震えました。
この詩人の詩を産み出す念力・活力はただものではない。二十番目の詩集である。集大成『塔和子全詩集」3巻を平成18年77歳で出版。これで創作活動の区切りをつけたのかと思われた。老いを知らないこの詩人はまだまだ命の続く限り、詩を作り続けようとしている。
糸
生から死へ一本の白い糸があって/日々たぐっているが/ほんとうは誰も/いまだその糸を見た人はいない/たぐり終わったとき/いのちも終わるからだ/私の糸はあと何 |
恋のちから 愛のススメ 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 この本は、まったく新しいタイプの詩集といえる。
これは黒木さんが、日常生活で感じたこと、現在の夫と出合った時のこと、結婚しようと決めた時のこと、子供を儲けてからのことなどを綴ったものであるが、どのページを見ても率直に、そして自由に書かれているので、黒木さんがどんなことを感じながらこの詩を詠んだのかがよくわかる。
それから、たまに裏を見るとエッセイも書かれているので、いろいろなことを考えながらページを進められる。更には、前頁カラーで、しかも各章の始めにその色についての解説もあるので、作りとしてはかなり手の込んだものになっている。
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